伏見の味わい 日本酒まつり
桜もちらほら咲き、春の陽気な気候と新酒の味わいに笑顔もほろりこぼれる季節となりました。
京都の伏見は水がおいしいことで有名で、古くから日本酒造りがさかんに行われてきた歴史ある街です。
3月20日は心地よい陽気の中、この冬仕込んだ新酒などが出品される「伏見の清酒 新酒蔵出し 日本酒まつり」が催されました。
御香宮神社と伏見夢百衆(大正8年建築の月桂冠(株)旧本店)などを利き酒会場にした祭は、会場間の移動の際、神社・商店街・酒蔵などが連なる道中の街並み散策が楽しめ、伏見の情緒と酒処ならではの風情と味を堪能することができます。
利き酒の他にも「伏見ほろ酔い市」が開かれ、厳選した酒器、伏見の名産や京野菜などが販売され、また粕汁がふるまわれるなど、さまざまな催し物があります。
当日は天候にも恵まれ、辺りには日本酒のほのかな香りがたちこめており、連休初日から多くの方が訪れていました。