平安神宮~京都薪能~
6月1日、2日は平安神宮にて「京都薪能」が催されます。
今回で記念すべき第60回目を迎え、かがり火に照らされる幽玄の世界は今も変わることなく私たちを魅了し続けております。
今年は天下泰平・国土安穏・五穀豊穣を祈り舞う「翁」(おきな)を両日にわたり上演されます。
当社も第1回目より舞台・観覧席・その他の周辺設備の設営に携わらせていただいており、当初のことを知るスタッフも今年の開催にひときわの思いで舞台を設営しております。
●施工途中の様子
●敷舞台を設置します。
ここからさらに装飾が施されます。
他にも観客席・その他設備を随時設置し、着々と準備を進めて参ります!
(5月28日現在)
●紹介●
第60回記念 京都薪能
日時/平成21年6月1日(月)・2日(火)〈雨天順延〉
午後5時30分開演 (午後4時30分開場)
会場/平安神宮
(1) 「1日目」
観世流能「翁」,観世流半能「絵馬」,観世流能「杜若 恋之舞」,
大蔵流狂言「福の神」,金剛流能「正尊」
(2) 「2日目」
金剛流能「翁 神楽式」,観世流能「花月」,金剛流能「羽衣 盤渉」,
大蔵流狂言「釣針」,観世流能「紅葉狩 鬼揃」
詳細はこちら<<京都薪能事務局HP>>
初夏の京都を彩る「京都薪能」
夕闇の中、かがり火に照らされ舞う能・狂言の世界をこれからも
影ながら支えていきたいと思います。
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~葵祭 後記~
5月15日に催された「葵祭」は天気にも恵まれ、無事に祭がとりおこなわれました。
本列や斎王代列がゆっくりと御所・下鴨神社・上賀茂神社へ進行し観客を平安の世へといざなう姿に
京都の伝統を物語る重要な祭だということを再認識させられます。
今年の京都三大祭りはあと祇園祭(7月)・時代祭(10月)が控えております。
ぜひともお越しいただき、季節と昔ながらの趣を感じてみてください。